NEW 世界一罹患者の多い病気 歯周病☆ ~その治療法 歯周外科編1~

みなさん、こんにちは。

勝沼歯科医院の勝沼隆之です。

 

12月に入りましたね。2018年も残り一ヶ月を切りました。

年の瀬に向けて忙しい日々を過ごしている方も大勢いらっしゃることでしょう。

その疲れからかこの時期は当院でも急患さんが急増します。

忙しい時、やらねばならぬ時に歯のトラブルでそれらが滞ってしまうことはとてもつらいことです。でも、よりによってそういう時ほど突然症状が現れることも珍しくありません。

 

いつもより忙しい、疲れがたまりやすい時ほど、体の不調は表面化しやすいものです。

歯もまた然り。

忙しい時も体が頑張れる。そのためにも定期検診に通院していただくことはとても大切です。

 

そして、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今月を持ちましてチーフ歯科衛生士の内海さんが退職します。

彼女との出会いは、なんと患者さんとして勝沼歯科医院に通院してきてくれたのが初めでした。丁度彼女が歯科衛生士専門学校に通っているときでした。その専門学校の実習先が偶然当院であり、今度は偶然実習生として当院に実習に来ました。

そんなこんなで当院に勤めてくれることになった内海さん。

明るくて、後輩の面倒見も良く、今では押すも押されぬ勝沼歯科医院のチーフ歯科衛生士へと成長してくれました。

そんな彼女の退職は私自身、今でも何とか引き留めたいと感じておりますが.・・・

おそらくそれは叶わないでしょう。涙

ですから、残りの一ヶ月を精一杯に頑張ってもらいたいと思っています。

彼女のファンの方は今月中であれば間に合いますので、是非会いに来てくださいね!笑

 

さて、本題に入ります。

今回は歯周病の中でも特にたちの悪い、治療が難しい状態に対して、どんな手段が残されているか。

その1つ、歯周外科治療についてお話をさせていただきます。

※歯周病についてこれまでお話させていただきましたことは、“豆知識”の“世界一罹患者の多い病気歯周病☆”シリーズを是非ご覧ください。

 

歯周病という病気の特性上、進行すればするほど、その治療は難しくなってきます。

何故なら、歯周病は初めは歯と歯ぐきの境目から始まりますが、進行するにつれてどんどん歯ぐきの奥へ奥へと広がっていくからです。奥へ奥へと進めば進むほど歯種によっては歯根の形が複雑になり、また治療用の器具を到達させること自体も困難になっていきます。

 

基本治療と呼ばれる治療ではどうしても治療が困難な時、その次の手段として歯周外科治療があります。

外科治療なんていうとその言葉の響きだけで受けることに抵抗が生まれてしまいそうですが・・・汗

 

歯の周りには必ず歯ぐきが存在します。

それは歯周病にかかっている歯も同じですね。

先ほど申した通り、歯周病は進行すればするほど歯ぐきの奥に拡がっていきますが、例えば仮に歯ぐきの奥の方に歯石がついていたとしても目では見えません。

そして歯周病の検査によってそこに歯石がついているということが分かったとしても、そこにアプローチするとき、今度は歯ぐきがあるためにアプローチできる範囲に制限が生まれます。

 

歯周外科治療はこの“歯ぐき”をわずかに歯から剥がして、めくって、

(言えば言うほど恐怖のイメージを与えてしまいそうですが)

歯根の形や歯槽骨の吸収している量や形態、そして歯石等の病気の原因

これらを直接目で視て確認し、

そして、歯ぐきのある状態ではどうしてもアプローチできなかった部位にも器具で直接確実にアプローチできる環境を作る。

これを目的に行う治療です。

 

歯から歯ぐきを浮かせた状態では、内の状態を直接目で確認することができますし歯と歯ぐきの間に余裕が出来る分、器具操作の幅が格段に大きくなります。

 

その状態で徹底的に原因の除去を行います。

 

その後は縫合をして、歯ぐき用の包帯を巻いて終了。

これが基本的な歯周外科治療です。

この項目はどうしても怖いイメージが付きやすいのですが、皆さんにも知っていただきたかったため今回は書かせていただきました。

 

次回以降も歯周外科治療関連を数回に分けて書かせていただこうと思います。

 

不安がある方、質問がある方、お気軽にご相談くださいね!

 

よろしくお願いいたします☆