当院での新型コロナウイルス感染対策について 最新

みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の勝沼隆之です。

7月に入りました。
5月25日に緊急事態宣言が解除されて1カ月以上が経過しました。
ここ数日は、全国での新型コロナウイルス感染者が増加しておりますので、まだまだ油断はできません。引き続き感染対策をしっかりとやっていきましょう。

今日は、再度勝沼歯科医院での感染対策についてお話しさせていただきたいと思います。

1. 待合室入室直後の消毒用アルコールによる手指消毒のお願い
待合室出入口に消毒用アルコールを設置しておりますので、来院、ご帰宅の際はそちらでの手指消毒をお願いいたします。

2. 待合室でのマスク着用のお願い
患者さんの入れ替わりがある待合室ではマスクの着用をお願いいたします。まだままだマスク不足が続いておりますが、もしお持ちでない方がいらっしゃいましたらスタッフまでお声がけください。

3. 雑誌類の一時的撤廃
雑誌類は不特定多数の方が触れます。感染予防のため雑誌類は一時的に撤廃させていただいております。また雑誌以外のものに関しましても不必要に触れぬよう、ご協力お願い申し上げます。

4. 診療室の出入りはスタッフが誘導いたします
ドアノブも不特定多数の方が触れるものです。入退出のご誘導は手指消毒を行ったスタッフが行わせていただきます。

5. 滅菌済み器具・ディスポーザブル器具の使用
こちらは、新型コロナウイルス対策以前よりずっと行ってきていることですが、診療に用いる器具は滅菌が可能な器具(タービン、コントラアングル、診療用セット、バー類等々)は患者さんごとに滅菌したものを使用しております。またグローブ、レントゲンフィルムのケース、コップ等々は患者さん毎にディスポーザブル(使い捨て)のものを使用しております。

6. 高濃度次亜塩素酸水の使用
ユニット(診療台)周りはアルコールよりも殺菌能力の優れている高濃度次亜塩素酸水による殺菌を患者さんごとに行っております。また、診察前にはこの次亜塩素酸水にて含嗽をしていただいております。 専用の加湿器を用いてこの次亜塩素酸水による加湿も行っております。
高濃度次亜塩素酸水については、様々な種類のものが出回っております。当院ではより信頼性の高い精製機を用いて精製を行っております。

7. 口腔外バキュームの使用
歯を削るとき等には微細な粒子と水分が混ざった霧状のものが舞い上がります。これらを口腔内用のバキュームとは別に口腔外からも大型のバキューム装置を用い吸引します。

8. 患者さん毎の手洗い、手指消毒、グローブの交換
1人の患者さんの診療が終わるごとにグローブの交換と、グローブに覆われていなかった部位も含めた手洗い、並びにアルコールによる手指消毒を行います。

9. フェイスシールド・ゴーグルの使用
マスク、グローブに加え、フェイスシールド・ゴーグルを着用の上で診療に当たらせていただいております。

10. ご来院当日の新型コロナ感染対策問診票の実施
ご来院当日のご体調をはじめ、感染対策として問診票を実施しております。
受付にて問診票と消毒済みの鉛筆をお渡しいたしますので、ご記入の程よろしくお願いいたします。問診の結果、当日の診療をお控えいただく事がございますが、新型コロナ感染対策の一環ですので、どうぞご理解の程よろしくお願い申し上げます。

11. ご来院当日の検温の実施
診療室入室前に高性能非接触タイプ体温計にて検温を実施させていただいております。
検温の結果によっては、当日の診療をお控えいただく事がございます。こちらも新型コロナウイルス対策の一環ですので、どうぞご理解の程、よろしくお願いいたします。

12. スタッフの検温
診療前にスタッフ全員検温を行っております。また普段は仕事に支障がないと思われるような軽微な症状(熱はないが少し咳が出る、のどが痛い 等)であっても相談をし、必要に応じて休んでもらうようにしております。

13. 新型コロナウイルス感染予防対策についての知識の共有
院内ミーティングや連絡網を通じて、今回のウイルス感染症の特徴、院内での感染予防対策について知識を共有し共通認識の基、診療に臨めるよう態勢を整えております。

この新型コロナウイルス感染症については、当初様々な情報が錯綜しました。
その中には
“歯科医院に受診するのは感染リスクが高まる”
というものもありました
しかし現時点で歯科医院受診により患者さんが新型コロナに感染した という事例はただの1例もありません。全国の感染者数が2万人に迫っている中で、一人も感染していないのです。
これは現歯科医師会会長が発表していることでもあります。
それだけ、全国の歯科医院では感染予防対策に努めておりますし、その中での感染リスクは極めて低いということがご理解いただけると思います。

そうは言っても通院を不安と感じられる方もいらっしゃることでしょう。そのお気持ちも十分理解できますので、もし通院を控えたい、予約をキャンセルしたい変更したい という方がいらっしゃいましたらご連絡いただけますでしょうか。

また、こちらもお伝えし続けていることですが
口腔内を清潔に保つことは、ウイルス感染のリスクを著しく減少させることができます。
歯周病もむし歯も治療が必要な歯はしっかりと治療をして、口腔内の状態を健康に保ちましょう。
ひいてはそれが全身の健康を保つことに直結します。