歯科トピックス

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歯周病は歯の癌です
  >> 2008/06/01(Sun) 院長 勝沼 稔
 衝撃的なタイトルをつけてしまいました。これは歯周病が癌に進行するという訳ではなく、その病態や進行具合が非常に似ているのでこのように書きました。癌が進行すれば命を落とします。歯周病が進行すれば、最後はその歯が抜歯あるいは自然脱落してなくなります。これは、命を落とすわけではありませんが、その歯にとっては死を意味します。
この二つの病態を比較してみましょう。歯周病の実態が見えてくると思います。

初期の歯周病

歯周病の初期は痛みなどの自覚症状がほとんどありません。歯磨きをするとたまに出血がある程度で、それも何日かすると止まるので、歯周病にかかっているという自覚を持っている人はあまりいません。

若い人がかかる歯肉炎と歯周病は似たような症状を呈するのですが、その大きな違いは歯を支えている骨が溶けているかいないかです。歯肉炎は単にプラークコントロールが悪いために歯ぐきが炎症を起こして腫れているだけで、骨にはまだ異常がありません。しかし、この状態で年齢を重ねて行くと骨が溶け出して歯周炎に移行していきます。

ですから、どの段階で歯肉炎から歯周炎に移行するのか線引きする事はできませんので、ある程度の年齢(30歳前後)になり、レントゲンで歯を支える歯槽骨の欠損が認められたら歯周炎という診断をくだします。

少々骨が溶け出しても、まだ歯がぐらついたり噛む時に痛みを感じたりする事はありませんので、自覚症状は前述したようにほとんどありません。この段階で治療すると、短期間に少ない回数で完治させる事ができます。もちろん費用も少なくて済みます。

癌も同じで、自覚症状がほとんど無い段階で、検診などでたまたま見つかったようなごく初期の癌は、手術などをしなくても、今は内視鏡などを使って取り除く事ができるものも増えてきました。当然完治させる事も容易ですし、予後良好です。

中期の歯周病

歯周病も中期に入ると、かなり自覚症状が出てきます。歯肉の腫れや出血に加えて歯が少し動くようになり、場所によっては歯ぐきが下がってきて歯がしみるようになります。前歯が開いてきたり、だんだん前へ出てきて出っ歯になってきたりもします。固いものも多少噛みづらくなり、食事が美味しくなくなります。時々歯ぐきが急性発作を起こして強い腫れや排膿もみられます。こうなると、歯槽骨の状態としては、元々ある量の半分くらいまで溶けています。

今の技術では、一旦溶けた骨を完全にもとの状態まで回復させる事は不可能です。材料や技術の発達で、ある程度の骨の回復はできるようになりましたが、特殊な治療のため健康保険の範囲内ではできませんし、それらを使っても元通りにはなりません。つまり、治療を行っても良くて現状維持ということになります。歯ぐきの中の方まで歯石がこびりついていますので、そのままでは痛くてとれないため、麻酔を使って場合によっては歯茎の手術や移植などが必要になる場合あります。

当然、治療回数、期間、費用もかかりますし、痛みを伴う場合も多々あります。最後まで頑張ったとしても完治させる事は大変難しく、予後があまり思わしくない場合も出てきます。

癌も同じで、大きな手術などが必要になる場合もあり、生存率もだんだん下がってきます。ある程度治癒の状態に持っていけたとしても、例えば胃や乳房、手足などを摘出したりと、その後の生活の質を下げてしまう場合もあるでしょう。完全にもとの健康な状態に戻す事は難しくなります。

末期の歯周病

歯周病も末期に入ると、完治させるというよりも、歯の延命処置が増えてきて、「もたせるだけもたせましょう」というような説明が増えてきます。当然固いものは食べられず、丸呑みに近い状態ですので、胃腸の負担も増えるでしょう。患者様が納得した段階で抜歯となります。また、自然と抜け落ちる場合もあります。常に出血、排膿、強い口臭などに悩まされます。

癌も末期になると、治すというよりは、クスリで痛みを取り除いたり、延命のための簡単な手術をしたりという程度で、その人の、残された時間をなるべく有効に使っていただこうというような対処になります。

歯周病と癌、似ていると思いませんか?

どうでしょうか。歯周病と癌、似てると思いませんか。自覚症状も無くじわじわと進行するところなどそっくりです。ある程度の年齢になると、みなさん人間ドックや成人病の健診にいかれると思います。最近やっと、その中に歯科の健診が取り込まれてきましたが、まだまだ100%ではありません。また、その様な健診を受けだすのはだいたい40歳前後だと思いますが、歯周病の場合はその年齢だと遅い場合がありますので、できたら若いうちから健診もかねたメンテナンスに通われる事をお勧めいたします。

歯周病は細菌感染症です。つまり、細菌をうまくコントロールすれば十分に防げる病気なのです。日本には、どうもないのに定期的に歯科に通うという習慣がまだまだ確立していません。早く欧米なみの意識改革をしていただいて、最後まで自分の歯で美味しく食べられる幸せをかみしめていただきたいと切に思います。


歯周病の治療で 糖尿病良くなる?
  >> 2008/03/08(Sat) 院長 勝沼 稔
     みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です。

歯周病の治療をすると、糖尿病が良くなるってホント?

徹底的にすれば 症状軽減も可能 です。 歯周病は、歯の周辺の組織に細菌が感染して起こる慢性的な感染症です。

 ところで、糖尿病にかかると、歯周病が悪化すると言われてきました。実際、糖尿病の人は歯周炎や歯周病にかかっている人が多いという報告があります。また、最近になって、歯周病が進行すると、糖尿病の症状も悪化するという関係も判明しています。これらのことは、歯周病になると血糖値のコントロールを悪化させ、結果的に糖尿病の発症につながるなどの可能性があるためだと考えられています。

 このため、歯周病を徹底的に治療すれば、糖尿病の症状がが軽減するなど、患者にとっていい傾向に働くことが明らかになってきました。

 以上のことから、現在、健康な方も定期的に歯科医を受診され、歯周病の予防に努めるようお勧めします。


●鼻呼吸に転換するためのさまざまな方法<3>
  >> 2007/08/14(Tue) 院長 勝沼 稔
    みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です。

 口呼吸から鼻呼吸への転換は、簡単なことではありませんが、大人も子どもも鼻呼吸の習慣をできるだけ早くにつけるべきだといえるでしょう。

 まず乳児に対しては、あまり早期の離乳は好ましくないことを知り、離乳後もおしゃぶりを与えることが好ましいでしょう。

 またすでに口呼吸の習慣がついてしまった大人や子どもに対して、西原講師は、「ガム療法、あお向け寝、30回そしゃく」という矯正法を提唱しています。

 早期に離乳した子は、母乳を吸引するときに鍛えられるはずの口の筋肉が十分に発達していないために、口を結んでいることが苦手です。しかもどちらか片方の歯だけで食べ物をかむくせがつき、さらにそちら側を下にして眠るようになる傾向があります。すると、顔の左右のバランスが崩れ、背骨が曲がり、腰や足にも負担がかかるのです。

こうした一連の弊害を矯正するために、いつも使わない側の歯でガムをかむトレーニングをし、口を結ぶ能力を回復し、低い枕で上向きに寝る練習をすることが効果的だというのです。また食事の際には、両方の歯で食物を30回以上かんで食べ、かむ力のバランスを回復させます。ガムかみには、口を閉じる習慣をつけるという効果もあるので、砂糖を使わないキシリトールガムを習慣的に与えることが望ましいのです。

 さらに積極的な治療としては、鼻孔拡大装置を使ったり、睡眠中にマスクを口だけに当てたり、唇にばんそうこうを貼ったりする方法もあります。また、赤ちゃんでなくても、おしゃぶりは効果的です。少し抵抗はあるでしょうが、幼児から大人まで、家の中ではおしゃぶりを口にするという一見冗談のような方法も非常に効果的な方法として提唱されているのです。

 口呼吸から鼻呼吸に転換するだけで、健康な家庭が築けるとしたら、この努力はぜひとも実践したいもの。たいしたお金も時間も費やさず、それぞれの持病が治り、体質が改善されるというのですから、これはすばらしい知恵といえるでしょう。


●万病の元・口呼吸が、日本人に蔓延している <2>
  >> 2007/08/14(Tue) 院長 勝沼 稔
みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です。

 口呼吸を続けていると、こうしたさまざまな要因によって、免疫力は低下し、「免疫の混乱」と呼ばれるアレルギーも引き起こします。

口呼吸によって引き起こされる病気の主なものは、リウマチ、ぜんそく、花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患ですが、肺炎や腎炎も引き起こしやすく、さらに糖尿病や高血圧症、白血病、悪性リンパ腫、潰瘍性大腸炎などの原因にもなるとされていますから、見過ごすことはできません。呼吸は鼻でした方がよいということは、皆、どこかで聞いたことはあるものですが、口呼吸がこれほど多くの病気の原因になるとは、思いもよらないはずです。

 しかも現在、半数以上の日本人が口呼吸をしているとされ、小学生に至っては、8割が口呼吸という状況です。この原因については、さまざまなことが考えられますが、最大の原因は離乳の早期化です。生まれたばかりの赤ちゃんは、鼻でしか呼吸ができません。そして、母乳やミルクを飲んでいる間は、鼻で呼吸をする必要があるわけですが、1歳ぐらいになると口で呼吸ができるようになります。そして離乳食以降に口で呼吸をすることが習慣化してしまうケースが多いわけです。

 それでもおしゃぶりを口に入れていれば、鼻呼吸が定着し、4歳ぐらいまで鼻呼吸を続けていれば、それが習慣化します。なんと欧米では、口呼吸の弊害が早くから指摘されており、欧米の家庭では、3、4歳まで子どもにおしゃぶりをくわえさせることが常識とされているのです。

口呼吸の弊害が、やっと取りざたされている日本は、この点で非常に遅れているというわけです。


アレルギーの原因は「口呼吸」?<1>
  >> 2007/06/22(Fri) 院長 勝沼 稔
    みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です。

●口で呼吸することによって、のどの免疫システムは、無防備な状態に

 人は、口と鼻で呼吸をしますが、口呼吸が、さまざまな病気の原因となっている可能性を東京大学医学部の西原克成講師(口腔外科)が指摘し、注目を集めています。

 私たちの身体を細菌やウイルスなどの病原体から守っているのは、白血球を中心とした免疫システムだということは、ご存知ですね。

のどには扁桃腺やアデノイドなどのリンパ組織があり、ここに白血球の一種であるリンパ球が多数集まり、免疫システムの中で重要な役割を果たしています。

 私たちが、吸い込む空気には、さまざまな病原菌が含まれていますが、鼻から吸引した場合、病原菌の多く(50〜80%)は鼻の粘膜に吸着され、処理されますが、口から吸引した空気は、そのままのどまで行ってしまいます。

するとのどの粘膜が、さまざまな病原菌に無防備におかされることになります。そしてこうした病原菌が白血球の中に入り込み、全身に運ばれてしまうというのです。

 しかも鼻呼吸の場合は、冷たくて乾いた空気でも、鼻腔で暖められ、湿度を含んだ状態で、のどまで到達します。これに対して、口呼吸の場合は、ほぼ吸い込んだときと同じ状態の空気がのどを直撃し、のどを乾かしたり、冷やしたりして、リンパ組織に損傷を与えます。

また吐く息も、鼻腔を通ることで、鼻腔を適度に乾燥させ、カゼのウイルスなどの病原菌の繁殖を抑える効果を発揮しますが、口呼吸では、鼻腔は、常にじめじめした状態になります。


臨床研修認定施設として・・・
  >> 2007/04/15(Sun) 院長 勝沼 稔
みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です。

今年度より、厚生労働省より『歯科医師臨床研修指導施設』の指定を頂き、研修生を受け入れることになりました。

勝沼歯科医院が、大学病院と連帯して協力し、研修医の指導・教育を行う機関の認定を受けました。

臨床研修指導歯科医として、私と瓦田先生が担当します。
指導歯科医は定められた臨床経験年数と厚生労働省指定のプログラムカリキュラムを研修終了したものに与えられます。

ご協力のほど、よろしくお願いいたします。


「新しいむし歯予防」システム
  >> 2007/04/04(Wed) 院長 勝沼 稔
    みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です。

私どもの診療室では予防先進国の北欧で開発されたサリバテスト(唾液検査)を使った「リスク検査」と呼ばれる検査法を用いることにより、信頼できる「新しいむし歯予防」のシステムを完成しました。

このシステムは以下の項目についてリスク(危険度)をチェックします。
(1)ミュータンス菌の数 (2)ラクトバチラス菌の数 (3)プラークの蓄積量 (4)飲食の種類と回数と時間  (5)唾液の緩衝能  (6)唾液の質と量  (7)フッ化物の利用状況 (8)むし歯の経験 (9)レーザーむし歯診断 などこれらのリスク検査により、診査・診断します。
その上で立案した発症抑制プログラムに沿ってリスクコントロールとプラークコントロールを行っていきます。

プラークコントロール
むし歯を引き起こしたり、再発させないために、プラークの増殖を抑制し、悪影響を及ぼさない程度にいつもコントロールしていることが大切です。そのために、ご家庭で自分で行うホームケアと、わたしたちでなければできない専門家によるプロフェッショナルケアを組み合わせることが有効です。
≪ホームケア≫
・ブラッシング ・フロッシング
・フッ化物利用 ・キシリトール等
≪プロフェッショナルプラークコントロール≫
・フッ素塗布 ・食事指導
・PMTC(歯のクリーニング)
・3DS(ミュータンス菌の除菌)等

高齢の方へ
  >> 2007/03/02(Fri) 院長 勝沼 稔
    みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です。

「口の中を清潔に保つことが肺炎を防ぎます」

肺炎は、がん、心臓病、脳卒中についで、死因の第4位を占め、特に高齢者でその率が急増します。

口の中の衛生状態(特に歯周病菌)はその肺炎の発症とも深い関係があることが明らかになっております。

食べ物を誤って気道に入れてしまい、歯周病の原因菌など口の中の細菌が肺や気管支に感染するケース(誤嚥性肺炎)は、寝たきりのお年寄りには特に多くみられますが、口の中が細菌の少ない状態に保たれていれば、そのリスクを減らすことができます。

そのためには、健康なときから、口の中を清潔に保つケアを習慣づけることが大切です。

万一、寝たきりや体が不自由になった場合も、家族や歯科医師・歯科衛生士の協力でお口のケアを続けたいものです。

う蝕(むし歯)という病気をなおすには?
  >> 2007/02/14(Wed) 院長 勝沼 稔
    みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です

う蝕(むし歯)とは、歯の表面にベタベタしたノリのようなプラーク(バイオフィルム)をつくった細菌が、歯からミネラルを奪って、歯の組織を破壊する病気です。

う蝕原因菌のつくるプラークは、飲食のたびに酸を作り、歯のなかからリンやカルシウムを奪います(脱灰)。しかし唾液が酸を中和し、さらに奪われたリンやカルシウムを歯のなかに戻してくれます(再石灰化)。

歯の表面では、揺れ動くシーソーのようにこれを繰り返しています。このバランスが崩れると一方的に歯のミネラルが奪われ、ひどくなると歯の組織が崩れ、破壊され、穴があいてきます。

う蝕という病気は、このようにからだのバランスが崩れている傾向を言います。

たとえば糖尿病が、糖の消費と生産のバランスが崩れて、血液の中の糖の量が多くなる傾向をいうのと同じです。
同じような生活をしていても、同じように風邪をひくわけでもなく、誰もが同じように糖尿病になるわけでもないように、むし歯だって、甘いものが好きでもむし歯にならない人もいれば、毎食後歯ブラシを使っていてもむし歯になる人もいます。むし歯のかかりやすさには著しい個人差があります。

むし歯になったところを削って詰めても、かかりやすさの治療を行わなければまた悪くなります。その繰り返しで歯を失ってしまいます。

むし歯のかかりやすさの因子は、ミュータンス連鎖球菌の感染・ラクトバチラス菌の数・飲食の頻度・プラークの量・唾液の能力や量・歯の表面の性質・フッ素利用の有無などです。
これらはリスク検査により診査・診断します。
その上で、立案した発症抑制プログラムに沿ってリスクコントロールとプラークコントロール(修復物の適合改善・フッ素応用・PMTC・キシリトールなど)を行います。

う蝕治療の極意は、ていねいで精密な処置・修復と共に、ほかの生活習慣病と同じく自分のかかりやすさを知って、リスクを減らし、発症しないようにコントロールしていくことです。


「1日1回は100%磨きを」
  >> 2006/10/29(Sun) 歯科医師 滝沢 史夫
    みなさん、こんにちは。
 勝沼歯科医院の滝沢です。

今回は、歯の交換期におけるむし歯予防のポイントについてお話しします。

乳歯から永久歯への交換は、6歳頃に下の前歯の交換に始まり12歳頃まで、約6年をかけて行われます。永久歯は、歯ぐきから顔を出した直後から、唾液の中のカルシウムによって徐々に強化されていく性質があるため、生えたばかりの状態が最もむし歯になりやすいのです。

中でも最もむし歯になりやすいのが、6歳臼歯(第一大臼歯:前から6番目の歯、矢印)です。その理由は上記に加え、6歳という、まだ自分でしっかり歯磨きが難しい時期に生えてくること、噛み合わせの面に複雑な形の溝があること、奥に生えてくるので歯ブラシが届きにくいことなどです。

では、6歳臼歯をむし歯から守るには?もちろん歯磨きなのですが、ただ漫然と磨いたのでは予防はできません。「磨いている」ことと「磨けている」ことは全く違います。ポイントは「方法・タイミング・使う歯ブラシ、歯磨き剤の種類」です。

まず方法ですが、持ち方は鉛筆を持つように、磨き方は、歯垢がたまりやすく落ちにくい噛み合わせの面、歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目に歯ブラシの毛先を当て、細かく振動させることです。決して大きく動かしてはダメですよ。

次にタイミング。1日3回毎食後が理想ですが、忙しい中でこれを行うことは現実的には難しいことが多いです。食後に少しずつ磨くだけでは毎回30%程度しか磨けませんので、それを何回繰り返しても30%にしかなりません。それよりは1日1回でも隅から隅まで丁寧に磨く方が効果的です。1日1回夕食後に100%磨きを心がけてください。もちろん、子供、特に低学年では自分だけでは難しいですので、親による仕上げ磨きは必須です。

最後に歯ブラシですが、ヘッド(毛のついた部分)が小さめで、硬さは普通程度のものがよいでしょう。歯磨き剤は、刺激や泡立ちの少ないもので、フッ素入りがおすすめです。刺激や泡立ちが強すぎると長時間磨けませんし、スカッとするので磨けてなくても磨いた気分になって満足してしまいます。。。

みなさん、今日からさっそく、100%磨きを実践してみましょう。

『むし歯になりにくい人、なりやすい人!?』
  >> 2006/07/10(Mon) 歯科医師 滝沢史夫
    みなさんこんにちは。
勝沼歯科医院の滝沢です。

「毎日気を付けて歯磨きをしているのにまたむし歯になってしまう・・・」とか、「ほとんど歯磨きなんかしたことがないのに一本もむし歯がない」などの人がいるのはなぜでしょうか?

むし歯になりにくさ、なりやすさ(カリエスリスク)は、むし歯を引き起こす細菌、個人のむし歯に対する抵抗力、生活習慣の3つの要因で決まると言われています。

 まず細菌についてですが、どんな人でも口に中に細菌は存在します。口の中に住んでいる細菌は主に、むし歯を引き起こす細菌、歯周病を引き起こす細菌、存在するだけで特に害のない細菌に分けられ、2〜3歳までにこれらの種類の縄張りが決められると言われています。これまでの時期にむし歯を引き起こす菌が口の中に入り込まなければ、後から入ってきても追い出されるというわけです。このような人はとてもむし歯になりにくいというわけです。またその逆のこともいえるわけですね。

次に抵抗力についてです。これにはあなたの歯の質と、唾液の質が大きく関わっています。 
歯の質に関しては、あなたの歯がむし歯菌が作り出した酸に対して溶けやすいか溶けにくいか、ということです。唾液の質に関しては、あなたの唾液がむし歯菌の作り出した酸を中和する能力が強いか弱いか、ということになります。

最後に生活習慣ですが、これはむし歯菌の栄養源となる糖分をどれだけとっているか、その回数と量が関わっています。特にだらだら食い、寝る前のお菓子はとてもむし歯のリスクを高めます。

以上のことがからみ合って、むし歯になりやすい、なりにくいが決まるわけです。
当院ではこれを判定するためのカリエスリスク検査を行っており、各個人に合わせたむし歯予防プログラム作成の参考にしています。
例えば、リスクの低い人であれば、初期むし歯はできるだけ削らず進行をくい止めていく、リスクの高い人は、フッ素で歯の質を強化したり、定期検診の間隔を短くしたり、といったことです。

毎日しっかり歯磨きをしているのにむし歯になってしまう、子供のカリエスリスクはどうなのか心配、等でお悩みの方、お気軽にご相談下さい。

お口の臭い気になりませんか?
  >> 2006/06/06(Tue) 院長 勝沼 稔
    みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です

口臭とは、口の中で放置された「生ごみ」が、細菌により発酵して異臭を放っている状態。
そんな状態で毎日食事をしているのですから、健康にもいいはずがありません。では、口臭を予防するにはどうすればいいのかというと、なんといっても食後にきちんとブラッシングをすることがいちばん。そしてよく咀嚼すること。
咀嚼すれば唾液が出ます、唾液が少ないと余計に臭くなるのです、口の中は。

唾液には、自浄作用というキレイに流す作用と殺菌作用があって、歯周病菌などの細菌増殖を防ぐ効果があります。

睡眠中は、自浄作用のある唾液の分泌がいちばん少ない時間帯。だから起床時のお口の中は最も汚れ、ニオイも強くなります。

歯周病は口臭の原因になり、同時に“ニオイ物質”は歯周病発生の誘因になると言われています。
そして、何よりも口臭発生の原因のいちばんは、舌垢(ぜったい〕なのです。

 舌の汚れを毎日一回程度“歯ブラシかできれば専用の清掃用具”を使い、軽くこすってみることを是非おすすめ致します。

これからの口臭対策は、「においは元で断つ!」これが常識。しっかりと頭に叩きこんでブラッシングに励んでくださいね。         

お子さんに癖はありませんか?
  >> 2006/05/06(Sat) 院長 勝沼 稔
    みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です

頬杖や寝癖などで歯は簡単に動いてしまいます!

癖で歯列や噛み合わせが崩れてしまいます。
例えば、頬杖、唇や舌の癖、寝癖(うつ伏せ寝,横向き寝など)のような癖によって歯が動き、歯列が乱れ噛み合わせが悪くなります。かみ合わせが悪い事で顎関節症(あごの痛み,開かなくなってしまう,音がするなど)や全身の姿勢にまで影響を及ぼす事があります。

このような癖を態癖(たいへき)といいます。
態癖の力は針金やゴムの力で歯を動かす歯列矯正の数倍といわれておりますので、歯は簡単に動いてしまいます。
態癖をやめる事はお子さんのお口の健康、ひいては全身の健康を守るために必要な事です。

お子さんの癖をチェックして、やめさせるように注意しましょう。

歯周病が全身疾患を引き起こす!?
  >> 2006/04/10(Mon) 歯科医師 滝沢 史夫
    みなさんこんにちは。
勝沼歯科医院の歯科医師 滝沢です。

歯周病になると、歯がぐらぐらして抜けてしまったり、口臭がするようになったり・・・。ところが歯周病は口の中だけにとどまらず全身にも大きな影響を与える、ということが最近の研究でわかってきました。

口の中の歯周病菌が血管や気管を通って全身を巡り心臓病や肺炎を引き起こす、というのです。

たとえば、重度の歯周病の人はそうでない人に比べて心筋梗塞などの心臓血管疾患にかかる確立が高い、との研究結果が米国で報告されています。

心臓血管疾患は心臓などに血液を送る血管に血栓ができ、酸素が不足して傷害を起こす病気ですが、歯周病菌が出す毒素によって血栓ができやすくなってしまったり、あるいはその血栓の中に歯周病菌がたくさんいたり、ということがわかり大きな話題となっています。それだけでなく、歯周病菌が気管を通って肺に入り、重い肺炎を引き起こしたり、また歯周病菌の出す毒素によって、低体重児出産や早産を引き起こしたり、といったこともわかってきました。

考えてみてください。体の中は全部つながっています。食べ物の入り口である口の中が歯周病菌だらけだったら、全身に影響が出てしまうのも当然?!なのかもしれません。

歯周病は沈黙の病気ともいわれるように、痛みなどの症状がでないうちに進行し、歯がぐらぐらしてきたとき、咬んだときの痛みが出てきたときには、抜かなければいけないほど進行している場合が少なくありません。

当院では、歯周病の予防・治療に特に力を入れており、位相差顕微鏡を使った細菌検査や唾液検査を行って、患者様の現在の状態や歯周病のなりやすさなどを詳しく検査することができ、また歯垢や歯石をとる等の基本的な歯周病治療だけでなく、歯周病菌を効率よく殺菌できる3DS(除菌療法)を取り入れ、その患者様に合わせた治療を行っています。

歯ブラシをすると歯ぐきから血が出る、歯がのびてきた感じがする、口臭が気になってきた、などの症状が見られる方、歯周病が始まっているかもしれません。

ぜひ一度当院にご相談してください。

インプラント症例集をUPしました。
  >> 2006/03/29(Wed) 院長 勝沼 稔
みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です

ご覧になっているホームページの左側、『インプラント治療』の下に、新しく『インプラント症例集』をUPしました。
学術的に3年以上経過したものが一生ものといわれてますので、5年から15年以上経過した症例を中心に載せてあります。
皆さんしっかりメインテナンスに通われている方々です
後半に義歯とインプラントのコンビネーションの症例も掲載しております。

また、【料金表】も上のバーに追加しましたのでご覧ください。

常に改良を加えて、より良いものにして行きたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。

勝沼歯科医院はデンターネットに参加しています。蓮田市で現在2位です。皆さんのお陰です。ありがとうございます。
「勝沼歯科医院、良いね」と思っていただいている方は、こちらからデンターネットにアクセスして、埼玉県・蓮田市「勝沼歯科医院」の右側の「HP」というボタンをクリックしてください。投稿も募集中です。
http://www.denternet.jp/link.htm



☆レーザーで痛みも無く歯が削れるって本当です!
  >> 2006/03/16(Thu) 院長 勝沼 稔
    みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です

 当院では、既に15年も前から、音が低くてソフトな5倍速コントラ(ドイツでは、かなり主流)という切削器具を使い,なるべく痛みの少ない,歯にダメージの少ない治療を心がけております。

このほど、炭酸ガスレーザー・エヌディーヤグレーザーに続き,特に良く歯牙(硬組織)が削れるEr:YAG(エルビウムヤグ)レーザーを導入して7ヶ月が経ちました。
臨床的にも大変素晴しく、喜ばしい結果が出ております。

しかも最大のメリットは,歯牙の切削に無麻酔、又は最小限の麻酔で処置できることです。ほとんど痛みがありません。

まさに,勝沼歯科医院が長い間目指して参りました『最小の侵襲で最大の効果を得る』をこのレーザーは叶えてくれているのです。

是非、この素晴しい機器を体験してみてください。


『痛い』『噛めない』『外れやすい』とお悩みの方へ
  >> 2006/03/12(Sun) 院長 勝沼 稔
    みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です

歯を失っても噛むことが大事
歯の平均寿命は57歳といわれています。一方、日本人の平均寿命は男性が79歳、女性が85歳。つまり、歯を失ってからも20〜30年の暮らしが待っています。歯を失ってからの20年、30年をいかに豊かに生きるか・・・豊かに生きるために、「噛める」「噛みしめられる」入れ歯を使うことが大切です。「噛む」ことができなくなるということは、食生活に影響を及ぼすだけでなく、老化、認知症の原因となるといわれています。
人はものを「噛む」ことで、25以上の頭の筋肉を使います。それにより血行が促進され、脳の温度が上昇、脳細胞が刺激されるというデータが得られています。

入れ歯はあなたの体の一部となるだけに、しっかりとフィットしたものであることはもとより、材質などもあなたの歯ぐきに最適なものを選ぶことが大切です。しっかりと「噛みしめられること」が人生を豊かなものにしてくれます。

あなたにとって豊かな人生とは何ですか?

いつまでも若々しく生きること。それがあなたにとっても家族にとっても大切なことだと考えます。

勝沼歯科医院ではグッと噛みしめられる入れ歯を提供することで、いつまでも元気に生きるあなたを支えたい、そう考えております。

怖い金属アレルギー! ノンメタル治療を
  >> 2006/03/05(Sun) 院長 勝沼 稔
    みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です

ある著名な方が、【人間が「こうなったら幸せだなぁ」と思える人生のゴールは、概ね、「人間関係」「健康」「お金・仕事」の3つに集約される】とおっしゃっていました。

この3つの中で、何ともならないのが「健康」ではないでしょうか?

私は、自分の健康を考える中で、食べること、噛めるということの大切さを知りました。しかし、その過程で、世の中では、歯と健康のことはあまり知られていない、言い換えれば、知らされていない現実に直面しました。

昨今では、口腔内の環境が全身の健康にとって大切であり、全身に影響を与えること明らかになりつつあり、口腔内金属による全身の疾患、アレルギーや癌などとの関連性が報告されてきております。

日本にも、金属でない、ノンメタルの歯科技工物を使用することで、体に優しい歯科医療を実現している医師が少なからずいます。しかし、まだ多いとはいえません。

勝沼歯科医院では、ノンメタル歯科医療、歯科医科統合医療、アレルギーのない歯科医療の研究、及び情報の提供を通して、国民の健康に寄与することを目的として活動をしております。



日本口腔インプラント学会認定医を取得
  >> 2006/02/28(Tue) 院長 勝沼 稔
    みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です

この度、『日本口腔インプラント学会認定医』を取得いたしました。

わが国においては様々なインプラント学会・研究会が多数存在しますが、歯科医学の中心的役割を担う【日本歯科医学会】がインプラントの分野で承認している学会は、「(社)日本口腔インプラント学会」唯一つです。

この、日本を代表するインプラント学会が認定する「指導医」「認定医」制度が1993年より施行されました。これは、学会がインプラント治療に関して適切で充分な学識と経験を持つ」と認めた歯科医師に対し、日本口腔インプラント学会として「指導医」や「認定医」の資格を認定・交付する制度です。この制度により、現在5400名を越える会員数のうち、日本全国で約415名の歯科医師が「インプラント認定医」として認定されています。

(社)日本口腔インプラント学会で指定している、インプラントの認定医は、その資格を取得するためには厳しい審査規定があります。
長期間の研修を受けたうえで、やっと取得試験の受験資格を得、申請の準備から合否発表まで約2年間を要します。
その間、論文の提出・発表、症例提出、筆記試験、口頭試問等度重なる審査を潜り抜けた後に試験の結果を、学識経験者をまじえた審査委員会で検討して、決定されます。
いったん、資格を取っても、有効期限は5年間です。
5年毎に、認定医更新のための、審査を受けなければなりません。

大学関係者が認定医をとるには、研究室単位での活動が認められますが、開業医にとっては、一人一人が、診療を続けながら、研究活動をしなければならないので、この認定医の取得と更新は、非常に大変です。

したがって、認定医全体の数もまだまだわずかですが、
じっさいに、大多数のインプラント治療をするのは、ほとんどが開業医でありながら、開業医の認定医は、いまだに極めて少数にとどまっています。

注射一本で歯周病が治る!! 歯科再生医療
  >> 2006/02/22(Wed) 院長 勝沼 稔
    みなさん こんにちは。
勝沼歯科医院の院長 勝沼です

歯周病になり歯がグラグラして歯を支えている骨が解けて下がってしまったところに、注射を一本うっただけで骨が元通りに治ることが出来たら、こんな素晴らしいことはないと思いませんか?
それから、虫歯のところに特殊な液をたらしただけで、その部分が自分の歯で元通りに埋ってしまう。
歯のないところに、歯の種(歯胚)を埋めたら歯が出てくる。
そんな感じの夢のような話が実現出来る日が近づいております。

 最近のバイオテクノロジーの進歩はめざましいものがあります。
胚性幹細胞は、その高い分化能のゆえに万能細胞とよばれたり、英名を略してES細胞とよばれています。このES細胞は培養下でいつまでも分裂を続け、人体のどの組織、臓器にもなりうる可能性をもっているのです。

「名古屋大学大学院医学研究科頭頸部感覚器外科学講座顎顔面外科学」
「東京大学医科学研究所」 上田 実教授が先頭に立って、歯科再生医療の分野が着々と進んでおります。

現在は、試行錯誤の段階からようやく実用化に向けての確立を整備しているところで、まだまだ培養設備などの普及が整わず、高額すぎて一般に普及するまでにはもう少し時間がかかりますが、近い将来必ず普及することでしょう。ただ、日本は認可が下りるのに非常に時間がかかるのが難点ですが・・・

勝沼歯科医院はデンターネットに参加しています。蓮田市で現在2位です。皆さんのお陰です。ありがとうございます。
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http://www.denternet.jp/link.htm
>>関連記事:http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/Toothregeneration/index2.html

歯科トピックス開設!
  >> 2006/02/21(Tue)
本日より「歯科トピックス」のコーナーを開設する事となりました。
記事の方は随時更新していきますのでご期待下さい!

 
<勝沼歯科医院>