仮歯について

みなさん、こんにちは。勝沼歯科医院の堂前です。

最近になって朝晩は少し冷え込むことが多くなってきましたね^_^

秋は美味しい食べ物や私の好きなさつまいもやくりなどが旬の時期なので楽しみです。

さて今日は治療の間にみなさんに使っていただく仮歯についてお話ししたいと思います!

仮歯の大切さはあまり知られていないかもしれませんが、実際にはとても大切な役割を持っているのです。

なぜ仮歯が必要なのか、どのような役割を果たしているのかなどをご説明します。

そもそも仮歯というのは、クラウンと呼ばれる被せ物や、ブリッジという橋渡しにして歯を補う被せ物の治療途中に一時的に使用していただくものです。

治療途中の歯はデリケートなので、治療部分をむき出しのままにしておくと、症状が悪化してくることがあります。

かぶせ物は、治療途中の歯を守ったり、
見た目やかみ合わを改善するなどの役割を果たしています。

他にも、歯ぐきの形や位置を変えないようにすることや、話しやすいようにしたり、食事の際の手助けにもつながります。

歯はわずかですが隣同士の歯がないと動いてきてしまうので、型取りした時のお口の中の状態を保つために歯が移動しないように仮歯で隙間をうめておくなど、様々な働きをしてくれます。

しかし仮歯は、治療途中の一時的なかぶせ物ですので、治療の度に外したり、付けたりする必要があります。

外れなくなってしまうと、治療ができなのなるので、あえて強くは付けないようにしています。

もし仮歯が取れてしまって取れたまま放置していると、菌が入ったり、症状が悪化したり、仮歯の材質が悪くなり周りの歯に悪影響を及ぼす可能性があります。

その場合はすぐにご連絡してください。

仮歯の間は硬いものは食べないでいただくこと、ガムやキャラメルなど粘着性のあるものは食べないこと。

歯ぎしりや食いしばりをしないように注意すること。
強く噛み締めないこと。歯磨きは丁寧に優しくしてあげてください!
これらのことに注意して仮歯を使っていただくようにお願いします^_^