ミラクルデンチャーとは

大阪府の中川瑛雄先生が開発した「表にバネが見えない」「付け心地が断然違う」入れ歯です。
従来の入れ歯と比較し構造自体が大きく異なるため、小さく入れ歯を作ることが出来るということが一つの特徴です。
バネのかけ方も異り、着脱時に上下の力がかかりづらく、また入れ歯が上下左右にずれにくいため、抜群のフィット感を実感することが出来ます。

ミラクルデンチャーをおススメする”7つ”の理由

理由1 大きな床の部分が取り除かれる

ミラクルデンチャーは床の部分に金属を使用するので、保険の入れ歯のように大きな床を作成する必要がありません。そのため温度が伝わりやすくなり、冷たい熱いなどの感覚がしっかり分かるようになります。
また、舌が収まっているスペースが広がることで運動の制限が少なくなることも重なり、より食べ物本来の味わいが楽しめるようになるのです。

理由2 ほとんど何でも噛めるようになる

前述しましたとおり、保険の入れ歯はその構造上どうしても上下左右に動きやすくなります。ミラクルデンチャーは構造自体がこれまでの入れ歯とは違うため、残っている歯にしっかりと固定され、それにより抜群のフィット感を得ることができます。
食事中に「ずれ」や「浮き」に悩むこともなくなり、おいしい食事を楽しめるようになります。

理由3 バネが目立たない

ミラクルデンチャーはこれまでの入れ歯のように上下運動で着脱しません。そのため、歯を取り巻くような大きなバネが必要なく、小さなバネでしっかりと固定することが出来ます。
前から見てもバネをかけている事がほとんど分からないため、入れ歯を入れていること自体気付かれにくくなるようです。

理由4 初めての方も抵抗が少ない

様々な理由で、初めから広い範囲の入れ歯を入れなければならない場合があります。
そのような場合もミラクルデンチャーは非常にコンパクトに製作することが出来るため、入れ歯が初めての方でも抵抗少なく入れる事ができます。

理由5 入れているときの方が楽!?

これまでの入れ歯は、その大きさや鉤歯が揺れている場合などはバネをかけると入れ歯全体が揺れてしまったりと、入れ歯を装着することがストレスになることが多くありました。ミラクルデンチャーは装着方法やバネの形状などから、入れ歯自体が揺れている歯を固定する働きをします。
これまで噛むたびに歯が揺れるため気を遣いながら生活をされていた方も、歯が固定されることでそのストレスが減り「入れ歯を入れているときの方が楽!」と言われる方も少なくありません。

理由6 食べ物がはさまりにくい

不安定な入れ歯は食事の際に動く事によって、入れ歯と歯ぐきや歯との間に食べ物がはさまりやすくなります。
ミラクルデンチャーはしっかりと固定されることに加え、「弾力感のある入れ歯」です。入れ歯との間に隙間ができないため、食べ物がはさまりにくくなります。

理由7 歯を守ってくれる

これまでの入れ歯は鉤歯に更なる負担がかかることで、いずれその歯も弱り抜歯をして、また入れ歯を大きくして・・・という繰り返しでした。
ここまで述べさせていただいた通りミラクルデンチャーは「歯を守る」ことに繋がる入れ歯です。

ミラクルデンチャーへの想い

私はこれまで入れ歯で悩んでいる方を大勢見てきました。
「おいしく食事が出来ない」
「みんなの前で一緒に笑えない」
「バネをかけた歯がどんどんだめになってしまった」
など、その方たちにとったら入れ歯の悩みが常に生活について回っているといっても過言ではないかもしれません。
本当はインプラント治療をしたいけれども、様々な理由で出来ない方も大勢いらっしゃいます。
私は、「インプラントより負担なく手軽に、従来の入れ歯よりしっかりと確実に噛める。」そんな治療法はないかと日々考えておりました。そのような中でミラクルデンチャーに出会いました。ミラクルデンチャーはどのような形でも、ほとんど歯を削ることなく、そのまま利用できるという私の理想に叶った利点がありました。

勝沼歯科医院では予防に重点を置いていますが、歯を失ったことを主訴に来院される患者さんもまだまだ沢山いらっしゃいます。
今後更なる高齢化が確実といわれている中、患者さんのお悩みを解決するために、ミラクルデンチャーはとても有効な手段になると確信しております。
この治療によって、一人でも多くの方が入れ歯の悩みから解放されることを願っています。

 

今後の治療に悩まれている方へ

患者さんお一人お一人が、口の中の環境もなりたい姿もそれぞれ違います。インプラントが良いのか、入れ歯の方が良いのかといようなご相談もよくお受けします。
勝沼歯科医院では患者さんのご要望をお聴きした上でお口の中全体の診査診断をし、治療法の提案をさせていただいております。私たちから何か良いアドバイスが出来るかもしれませんので、一人で悩まずご相談いただけたら幸いです。
また、多くの年配の方は「どうせもう年だから」「いつお迎えが来るか分からないし」という考えが、より良い治療法の選択を阻んでいる気がします。
いつか訪れるその日の前に、生きている今をもっとおいしく食事ができ、楽しく生活できるものにしませんか?

ミラクルデンチャーならそのお手伝いが出来るかもしれません。

 

◆ミラクルデンチャー治療の流れ◆

①カウンセリングと口腔内状態の確認

まずは皆様のご要望をお伺いし、お口の中の状態を精密に検査します。

②型取りと咬み合わせの確認

お口の状態を確認後、型取りと咬み合わせの確認を行います。

③試適(咬み合わせや装置の装着確認)

咬み合わせ、装置の装着・維持等、仮の装着確認を行います。

④皆様に合ったミラクルデンチャーの作製

皆様それぞれに合ったミラクルデンチャーを作製します。

⑤ミラクルデンチャーの装着と調整

出来上がったミラクルデンチャーを装着し、一回目の調整を行います。

⑥一定期間(数日間)使用後の再調整

一回目の装着から数日間ご使用いただき、フィット感や咬み合わせを再調整します。

 

<治療回数について>

皆様のお口の中の状態にもよりますが、治療回数は概ね3~5回が目安です。

 

■ その他の入れ歯の種類 ■

入れ歯には、ミラクルデンチャー以外にも様々な種類があります。
治療内容や治療回数は、個人差がありますがお口の状態により
治療回数は3~5回が目安になります。

〇PGAキャスト義歯【自由診療】
プラチナや金を素材にした体にも優しい入れ歯です。
熱伝導率も高いため、食べ物もおいしく召し上がれます。

〇チタンキャスト義歯【自由診療】
チタンを素材にした薄く耐久性の高い入れ歯です。
熱伝導率も高いため、食べ物もおいしく召し上がれます。

〇コバルトクロム義歯【自由診療】
金属を素材にした薄く耐久性のある入れ歯です。
熱伝導率も高いため、食べ物もおいしく召し上がれます。

〇ウェルデンツ【自由診療】
ウェルデンツはポリプロピレン特殊樹脂を素材にした、
取り外しの出来る部分入れ歯です。
強い噛み合わせの力にも耐える耐久性があります。

〇健康保険適用の入れ歯【保険適用】
レジン(プラスチック)で作る保険適用の入れ歯です。
保険適用のため製作費用を抑えられますが、入れ歯の厚みがあり、
発音しにくかったり、食べ物の食感が分かりにくい事があります。

 

ミラクルデンチャー 治療例

Q&A

Q.歯がほとんど残っていませんが、ミラクルデンチャーを作ることは可能ですか?

A.可能です。たとえ1本の歯しか残っていなかったとしても、その歯を利用できるという点が他の入れ歯にはないミラクルデンチャーの特徴でもあります。

Q.何度か入れ歯を試したが、どうしても慣れません。ミラクルデンチャーなら入れることが出来ますか?

A.初めのうちは多少違和感を感じるかもしれませんが、これまでの入れ歯と比較し、とても小さく、フィット感も抜群なため、同じようなお悩みを持たれていたほとんどの方がミラクルデンチャーを快適に使用されています。

Q.骨がやせすぎているためインプラントは出来ないといわれましたが、そんな状態でも作ってもらえますか?

A.大丈夫です。従来の入れ歯では難しかったようなケースもミラクルデンチャーにすることで、違和感少なく、使っていただくことが可能です。

Q.他の入れ歯と比較して、何か気をつけることはありますか?

A.特にありません。取り外しが従来の入れ歯と違うため、初めは少し難しく感じるかもしれませんがコツさえ掴んでしまえばスムーズに行うことが出来ます。また、他の入れ歯と同じように、一日に一度ははずして洗浄していただく必要があります。

Q.ミラクルデンチャーの費用はどれくらいかかりますか?

A.ミラクルデンチャーは保険適応外の入れ歯です。その中にも種類がありますので、詳しくはご来院の際にご説明いたします。

入れ歯 ミラクルデンチャー

  • ミラクルデンチャーをおススメする理由

ミラクルデンチャーにおけるリスクや副作用について

ミラクルデンチャー(入れ歯)治療では、一般的に下記のようなリスクや副作用があります。
副作用の有無やリスクの差、症状等は個人差があります。

  • ミラクルデンチャーは自費診療となります。
  • ミラクルデンチャーの装着から時間経過により僅かですが緩みが出る可能性があります。
  • 個人差がありますが、ブリッジ治療よりも強く噛めない場合があり、強い力をかけると欠ける可能性があります。