新型コロナウイルスの特徴と勝沼歯科医院での感染予防対策について☆最新版

みなさん、こんにちは。

勝沼歯科医院の勝沼隆之です。

 

10月に入りました!!

今年は年始からコロナの話題で持ちきりですが、気が付けばあっという間に今年も残り3ヶ月を切りました。

日中はまだ暖かい日も多いですが、朝晩は肌寒く感じる日が増えてきましたね。

みなさん体調を崩されておりませんか?

 

さて、トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したようですね。

これまでにもブラジルの大統領や英国の首相など、世界各国の要人が新型コロナウイルスに感染しております。そういう人達までもが感染しているということを考えると、新型コロナウイルスはもはや何処で、誰が感染してもおかしくない感染症だと私は思います。

 

ですが、だからと言って自分や周りの人たちが感染しても構わないと考えているわけでは決してありませんよ!笑

誰もが感染する可能性のあるウイルスだからこそ、正しい知識を持って引き続き正しい感染予防対策を徹底していく所存です。

 

ということで、しつこいようですが改めて今回の新型コロナウイルスの特徴と予防法、そして勝沼歯科医院での感染予防対策についてお伝えさせていただこうと思います。

 

感染経路は飛沫感染と接触感染

新型コロナウイルス感染者の咳やくしゃみ、または感染者との会話の際に呼気に含まれるウイルス。これらを吸い込んだり、飛沫が口や鼻の粘膜に触れることで感染します。

また、コロナウイルスに汚染されたものに触れ、その触れた部分が口や鼻の粘膜に触れることで感染したり、ウイルスに汚染された食品等を食すことで感染します。

飛沫感染とは発生源から2メートル以内の人が感染するということでソーシャルディスタンスの確保が推奨されてきましたが、最近は飛沫の大きさやその場の状況によって2メートル以上離れている場合でも感染する可能性があるということが分かってきました。そのため、特定の条件下では空気感染する可能性もあるということのようです。

特定の条件下とは、例えばカラオケや閉鎖空間でのパーティーや飲み会などがそれにあたるでしょう。

とはいえ、それはあくまで特定の条件下では ということで、感染経路としては圧倒的に飛沫感染が多く、接触感染の割合は少なく、空気感染の可能性はさらにそれよりも低いという感じでしょうか。

 

新型コロナウイルス予防対策

 

密集・密接・密室を避けましょう。

ソーシャルディスタンスを保ちましょう。

対人距離を維持できない場所、環境ではマスクをしましょう。

手を清潔に保ちましょう。石けんで手洗いを行うか、手指消毒用アルコールで消毒を行いましょう。特に食事をする前にはそれを徹底しましょう。

不潔な手で、自分の目、鼻、口に触るのは止めましょう。

咳やくしゃみをするときは、肘の内側またはティッシュ ペーパーで鼻と口を覆いましょう。

定期的な換気を行いましょう

発熱、咳、呼吸が苦しい場合は、医師の診察を受けましょう。

と、挙げて行ってみますと、そんなに特別なことはないですね。

何も特別なことをしなくとも、コロナウイルス感染のリスクは大幅に減じることが出来ます。

 

マスクに関しましては、今や様々なものが販売されております。

マスクブームと言っても過言ではありませんね。

マスク着用は感染者がウイルスをまき散らさないためにのみ有効であるとの見解でしたが、最近はマスクを着用することで着用しないよりもウイルスの侵入をある程度抑えることが出来るとの研究結果も出ているようです。

 

勝沼歯科医院での感染予防対策

1.新型コロナウイルス感染対策問診票の実施と検温のお願い

ご来院当日の体調について問診票と、体温測定を実施させていただいております。その結果によっては当日の診療をお控えいただく事もございます。どうかご理解の程、よろしくお願いいたします。

 

2.消毒用アルコールによる手指消毒のお願い

待合室出入口に消毒用アルコールを設置しておりますので、来院の際はそちらでの手指消毒をお願いいたします。

3.待合室でのマスク着用のお願い

患者さんの入れ替わりがある待合室ではマスクの着用をお願いいたします。マスク不足が続いておりますが、もしお持ちでない方がいらっしゃいましたらスタッフまでお声がけください。

4.雑誌類の一時的撤廃

雑誌類は不特定多数の方が触れます。感染予防のため雑誌類は一時的に撤廃させていただいております。また雑誌以外のものに関しましても不必要に触れぬよう、ご協力お願い申し上げます。

5.診療室の出入りはスタッフが誘導いたします

ドアノブも不特定多数の方が触れるものです。入退出のご誘導は手指消毒を行ったスタッフが行わせていただきます。

6.滅菌済み器具・ディスポーザブル器具の使用

診療に用いる器具は滅菌が可能な器具(タービン、コントラアングル、診療用セット、バー類等々)は患者さんごとに滅菌したものを使用しております。またグローブ、レントゲンフィルムのケース、コップ等々は患者さん毎にディスポーザブル(使い捨て)のものを使用しております。

7.高濃度次亜塩素酸水の使用

ユニット(診療台)周りはアルコールよりも殺菌能力の優れている高濃度次亜塩素酸水による殺菌を患者さんごとに行っております。また、診察前にはこの次亜塩素酸水にて含嗽をしていただいております。 専用の加湿器を用いてこの次亜塩素酸水による加湿も行っております。

8.口腔外バキュームの使用ならびにフェイスシールド・ゴーグルの着用

歯を削るとき等には微細な粒子と水分が混ざった霧状のものが舞い上がります。これらを口腔内用のバキュームとは別に口腔外からも大型のバキューム装置を用い吸引します。またスタッフはフェイスシールドまたはゴーグルを着用して診療を行います。(処置内容により異なります)

9.患者さん毎の手洗い、手指消毒、グローブの交換

1人の患者さんの診療が終わるごとにグローブの交換とグローブに覆われていなかった部位の手洗い、ならびにアルコールによる手指消毒を行います。

10.スタッフの検温

診療前にスタッフ全員検温を行っております。また普段は仕事に支障がないと思われるような軽微な症状(熱はないが少し咳が出る、のどが痛い 等)であっても相談をし、必要に応じて休んでもらうようにしております。

11.新型コロナウイルス感染予防対策についての知識の共有

逐次新型コロナウイルスについての情報を更新し院内ミーティングの時間を用い、今回のウイルス感染症の特徴、院内での感染予防対策について知識を共有し共通認識の基、診療に臨めるよう態勢を整えております。

 

 

勝沼歯科医院では引き続き感染予防対策を徹底して参ります。

ご来院のみなさん、みなさんもご自身の予防対策をされたうえでどうぞ安心してご来院ください。

 

そして、口の中の環境を整えておくことは、ウイルス感染症のリスクを著しく減少させる可能性が示唆されております。

新型コロナウイルス感染を怖れて治療途中のままにするのではなく、

しっかりと治療をし口腔内の環境を整えることが、結果的に新型コロナ感染予防にも大きな効果を発揮する可能性もあります。

 

自粛の多い生活から、必要必須な外出をしていきましょう。

その一つに歯科受診を思い出していただけましたら幸いです。

 

よろしくお願いいたします☆