歯にいい食べ物

みなさん、こんにちは。

勝沼歯科医院の小島です。

 

連日猛暑が続くなか、足を運んでくださりありがとうございます。熱中症にならないよう、こまめに水分補給をしましょう。待合室にはウォーターサーバーが設置してあります。ぜひご利用下さい。

7月20日は土用の丑の日でした。

うなぎを食べた方も多いのではないでしょうか?

うなぎにはたくさんの栄養素が含まれています。

ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12といずれも豊富に含むため、エネルギー代謝が効率的に行われ、身体の調子も整います。またミネラルではカリウム、カルシウムのほかに、鉄や銅も含みます。

疲労回復、美容効果などが期待されるので土用の丑の日以外でも食べたい食べ物ですね。

 

さて、これらの栄養素は歯を強くするうえでも大切です。

カルシウムは歯や骨の原料となります。

*カルシウムを多く含む食品

牛乳、乳製品、小魚、桜えび、大豆、大豆製品、干しひじき、ごま、小松菜など

タンパク質は歯の土台である歯肉を作ります。

*タンパク質を多く含む食品

卵、魚、肉、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品など

マグネシウムは歯槽骨(歯を支える骨)の構成成分であり、カルシウムの吸収も助けます。不足すると、歯肉の血流を悪化させて炎症が起こりやすくなり、歯周病の発症・悪化に繋がります。

*マグネシウムを多く含む食品

大豆、アーモンド、海藻類、玄米など

ビタミンDは腸から吸収したカルシウムを歯や骨に送り込む働きがあり、カルシウムの吸収を高めます。

*ビタミンDを多く含む食品

魚介類、きのこ類、きくらげなど

ビタミンAはエナメル質(歯の一番外側の層)を作ります。

*ビタミンAを多く含む食品

豚肉、レバー、卵、うなぎ、チーズ、緑黄色野菜など

ビタミンCは(エナメル質の内側の層)を作ります。また、健康な歯肉を形成するのにも役立ちます。

*ビタミンCを多く含む食品

野菜類、果物類、焼き海苔、抹茶など

 

これらの栄養素をバランス良く食べることが体だけでなく、歯の健康にも繋がります。

健康な体や歯を目指してバランスの良い食事と食後の歯磨きを心掛けて取り組んでいきましょう!