親知らず

みなさん、こんにちは。勝沼歯科医院の堂前です。

まだ五月ですが今週は雨がつづく日が多くすっかり梅雨模様ですね。

気圧の差に体調を崩しやすい時期だとおもいますが、よく休んで、栄養もたっぷりとって乗り切りましょう^^

 

さて、新学期もはじまり思春期の学生からも多い質問が親知らずについてです。

親知らずは、10代後半から20代前半に生えてくることが多いといわれています。

一番奥の歯(第二大臼歯)のさらに奥に生えてきます。

必ずしも四箇所全てに生えるわけではなく、2本や、3本の方もいらっしゃいます。

親知らずで問題なのが生えてくる方向です。親知らずは斜めに生えてきたり、隣の歯に水平に生えてきてぶつかってしまうことが多くあります。

その場合はみがきが行き届きにくく、食べかすがたまり、細菌に感染してしまったり、さらにはむし歯になるリスクも高くなります。

歯みがきの際に磨き残しがあると、その食べかすが口臭の原因にもなります。

さらに親知らずが横向きや斜めに生えると、その下へ食べカスが入り込み、歯周病や炎症を起こしやすくなります。

そのままにすると周りの骨を溶かすこともあり、隣の歯まで影響を及ぼすことがあります。

親知らずはそのままにしていても問題のない場合もありますが、手前の歯まで悪影響を及ぼす場合は抜いてしまうことがあります。

なかなかご自身で判断をするのは難しいと思いますので気になる事がありましたら一度ご相談ください。

 

では体調管理にもお気をつけて、梅雨の時期を過ごしましょう。^-^