フッ化物応用

みなさんこんにちは。勝沼歯科医院の大澤です。

最近朝晩は冷えこんできましたね!!乾燥する季節にもなり体調管理が難しいですが気をつけて過ごしたいものです!

 

さて、みなさんフッ化物をご存知でしょうか??

フッ化物とは虫歯予防を考えた時にとっても大切なものになります!

わたしたちの歯は食事のたびに脱灰(歯のエナメル質からカルシウムやリンが溶け出すこと)と再石灰化(唾液の働きにより溶け出したカルシウムやリンがエナメル質に戻ること)を繰り返しています。

このバランスが崩れて脱灰が進んでしまう時にむし歯が進行してしまいます。

そうならないための一つの手段として食事を摂った後の歯磨きの際や歯科医院の定期検診の際にフッ化物を応用することが挙げられます。

フッ化物の働きとして

①歯の再石灰化の促進

②歯の質の強化

③むし歯菌の酸産生を抑制する

があります。

 

再石灰化が起こる時にフッ化物を取り込むと歯にフッ化物が取り込まれ、元々の自分の歯の質よりも丈夫な構造になることがあります。そうすることで初期むし歯の進行を防げたり、むし歯の予防をするととができます。

歯科医院では歯磨き粉に入っているフッ化物よりもより高濃度のフッ化物を塗布するとことができます。

お子さんの歯が生え変わっている時期や、成人の方で歯の根元が出てきている方は特に塗布をおススメ致します!

なお、フッ化物を塗布した後はごく少量のお水(できればペットボトルのキャップ1杯分くらい)で軽くゆすぐ方がお口の中に残りやすいです。そのあとは2時間ほど飲食をしないとより効果的です!

低濃度の洗口剤タイプのフッ化物もありますので毎晩の歯磨きの後にそちらでゆすいでそのまま就寝する方法もおススメです!

 

勝沼歯科医院でも定期検診の方にはフッ化物塗布を行っていますのでご希望の方はぜひスタッフにお伝えください!!