みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の勝沼隆之です。
2022年もあっという間に1月が過ぎ、2月に入りました!
今日は節分です。
ということで!少し指向を変えて、今日は節分について書かせていただこうと思います!
本来、節分は季“節”の“分”かれ目である、立春、立夏、立秋、立冬の前日のことをいっていたそうです。そして、その中でも特に立春の前日の節分は旧暦の大晦日にあたる重要な日であったため、いつしか節分と言えば立春前日のことを指すようになったとのこと。
この季節の変わり目には、古来より邪気や厄が入り込みやすいと考えられていたため、新年を迎える前の邪気祓いとして、豆まきが行われるようになったそうです。
因みに、昨年は立春が2月3日だったため、節分は2月2日だったようですよ!
しかも124年ぶりに!!私はもはや、そうだったけな~?という感じで覚えておりませんでしたが。汗
元々は中国で行われていた行事が日本に伝わったとされており、節分に豆をまく風習は1300年代頃からすでに行われていたとの記録が残っているそうです。
今から700年も前から現代と同じように、豆まきが行われていたのですね。
豆まきの由来には諸説あり、
- 魔滅(まめつ)“魔を滅する”という語呂合わせから
- 魔目(まめ)を鬼(魔)の目に投げつけて、目を打つ
などのことから、豆に鬼を追い払う力があると信じられてきたそうです。
また、豆まきには煎った大豆を使いますが、“煎る” は “射る”にも通じ、鬼を射るためとの意味や、生の大豆だと豆まき後に、投げた“魔目まめ”から芽がでて、縁起が悪いから という風にも言われているそうです。
そして、最後には豆を食べて、消化して、なくしてしまうということですね!
今当たり前のように行われている行事にも、本当に様々な歴史がありますね。
そして、鬼に対しては完膚なきまでに徹底的に滅する というのには、凄まじさを感じます。
そんな歴史に思いを馳せながら、豆まきをしてみてはいかがでしょう?
私は、今年も、鬼役です。猗窩座です。
最後に、歯科らしいことを。
ネットやテレビでも言われておりますが、5歳以下のお子さんは豆まきの豆を食べるのを控えましょう。というような勧告が出されておりました。
乳臼歯が生えていなかったり、生えきっていなかったりすると、豆を砕きすりつぶすことが上手にできず、大きな塊のまま飲み込んでしまう可能性が高くなります。
5歳以下の子供は食道・気道がまだ細いため、その結果窒息する可能性がある。
とのことのようです。
適度な硬さがあるため顎の発育にも良い上、砂糖も使っていないため、おやつに最適と言える大豆ですが、食べる時は注意をしないといけませんね!
それでは、子供たちにとって楽しいイベントが楽しいまま終われますように☆