みなさんこんにちは、勝沼歯科医院の阿部です。
みなさんは、最後に歯ブラシを交換したのはいつごろか覚えていますか?
歯を綺麗にするための歯ブラシですが、管理が悪いと汚れが上手く落とせなくなったり、歯ブラシ自体が不潔となっていることもあります。
では、歯ブラシを保管する時、どのような点に気をつければいいのでしょうか。
歯磨き後、歯ブラシを水ですすぐと細菌の多くは洗い流すことが出来ますが、ある程度は残ってしまいます。
細菌はジメジメした環境を好むため、歯ブラシを濡れたまま保管すると細菌が繁殖します。
そのため、次のようなポイントに注意する必要があります。
•流水でブラシの根元までしっかり水洗いする
•風通しの良い場所で、ブラシを上にして立てて保管する
•携帯用の歯ブラシは乾燥させてからキャップやケースにしまう
•歯ブラシホルダーやコップも常に清潔にしておく
また、歯磨きをする前にマウスウォッシュなどを使用することで、歯ブラシに細菌が付着するのを防いで、衛生管理がしやすくなります。
ただ、いくら清潔にしていてもその歯ブラシを何ヶ月も使うことはおすすめできません。
長期間使用すると毛先が開いて歯に上手く当たらなくなったり、毛の間に汚れがつまってしまうこともあります。
また細かい傷がたくさんついてくることが多いため、歯ブラシは1ヶ月に1度を目安に交換しましょう。
みなさんも毎日使う歯ブラシを正しい方法で保管し、大切なお口の健康を守るように心掛けましょう。