知覚過敏


みなさん、こんにちは。勝沼歯科医院の渡辺です。

今日は風も冷たくてとっても寒い1日でした。そして、今日は歯科衛生士の堂前さんのお誕生日でしたスタッフみんなからは恒例のバースデー色紙をプレゼント致しました♡♡

私は堂前さんとは歳も近くてほぼ同期のような感覚で、いつも楽しくお話しをしています♪♪

早く一緒にご飯に行きたいものです…♡

笑顔溢れる一年になりますように♡♡

さて、寒くなってきたので今回は知覚過敏についてお話させていただきます。

 

冷たいものや、歯ブラシを当ててしみるという症状。もしかして虫歯かも?と勘違いされることも多いでしょう。

知覚過敏とは、歯の表面のエナメル質とよばれる身体の中で一番硬い組織が、何らかの原因で擦り減ることにより、神経の管がある象牙質がむき出しとなり、冷たいものなどの刺激が直接伝わるために虫歯のような痛みを感じます。

 

原因は様々考えられますが、代表例で挙げると、まず一つに間違ったブラッシングです。歯ブラシを力強く大きく動かしてしまうと摩擦がかかってどんどん擦り減ってしまいます。歯ブラシも毛の硬さが硬く、毛先が尖っているものはあまりおすすめできません。

歯ブラシの当て方は私たち衛生士が指導させていただいています。

 

その他には、歯ぎしりやかみ合わせによるものも考えられます。

歯ぎしりをすると直接、歯のエナメル質同士をこすり合わせるため、その結果、エナメル質が削れたり割れる大きな原因となるのです。

また歯ぎしり同様、歯の噛み合わせが悪いと一部の歯(エナメル質)に過大な力が加わるため、その一部の歯のエナメル質を傷つける可能性が高くなります。 ですのでいくら知覚過敏の治療を行ったとしても、歯ぎしり(噛み合わせ)を治さない限り知覚過敏が治らない、または例え治っても再び知覚過敏になってしまう可能性のが高いのです。

治療法としては、知覚過敏用の歯磨き粉に入っている硝酸カリウムという成分により歯の神経を興奮しにくくさせて痛みを感じるのを抑えるという方法があります。あとはその露出した象牙質の表面に歯と同じような成分の結晶でできている薬を塗ると、痛みを感じる神経への刺激を遮断してくれ、知覚過敏を起こさないようにすることができます。歯科医院で塗るタイプのものの方が当然効果は高く、即効性が期待できます。それでもしみる場合は、接着剤で樹脂をコーティングします。または歯が大きく凹んでいたりくさび状に欠けていたりする場合、もともとの歯の形を想定して樹脂の材料を詰めます。そうすることで神経へ刺激が伝わることを防ぎます。

歯ぎしりや食いしばりなどが原因の場合は、過度にかみ合わせに力が入ることによって知覚過敏が起きることがあります。起きている時の食いしばりは、意識してやらないようにできますが、寝ている時の歯ぎしりはマウスピースをつけることにより過剰な負担が歯にかからないようにします。

何が原因なのかを知ることがとても大切になります。

なにかわからないことがあれば、ぜひスタッフまで!!(o^^o)