院内勉強会✏️

こんにちは!勝沼歯科医院の大澤です🦷

 

10月もまもなく終わりますね!寒暖差が激しかったり、だんだんと寒くなる季節なので体調を崩したりしないように気をつけたいものですね!

 

ちなみに、、、院内では10月いっぱいはハロウィンイベントとしていたるところを装飾しておりますのでもし良かったら見てみてくださいね😊!

 

 

さて、先日院内で勉強会が開催されました。当院では約3ヶ月に1度、外部から先生に来ていただいて、勉強会を行っています。

 

勉強会では講師としてスウェーデンイエテボリ大学大学院にて歯周病を学んだ歯周病専門医の福井秀和先生にお越しいただいております✏️!

 

毎回お話いただくテーマが違うのですが、今回は歯周病の治療後の治癒形態とその後のメインテナンスの重要性、インプラント周囲炎や、小児患者さんのレントゲンの重要性などを午前中に教えていただき、午後はキュレットスケーラーを使っての模型実習を行いました。

 

 

突然ですが皆さんは、なぜ当院にて定期検診に通っていただけているのでしょうか🤔??歯のおそうじをするとスッキリするもしくは気持ち良い、歯石がつきやすい、歯ぐきから血や膿が出る、痛いところがでないようにしたい、悪いところがないか心配だから、なんとなく予約を取る流れがあるから取ってみている、、、等々ひとりひとり理由があると思います。

 

どのような理由であれ、皆さんが日々の生活の中に歯医者に行くという時間を組み込んでいただけていたり、そのためにお家での歯磨きを頑張って行ってきていただけたりすることはとても素晴らしいことです🪥!それプラス、今回の勉強会で学んだことを結びつけるとより定期メインテナンスの重要性を感じていただけるのではないかと思います。

 

今回先生から習ったことは、お口の中で炎症が起き、それが歯科医院に通っていただいたり、ご自身でのケアを気をつけてもらった結果として改善が見られた時、その治り方って元通りになった訳ではないんだよ。ということです。

 

歯周病に罹患し、周りの組織に炎症が波及することで歯を支えてくれている歯槽骨という骨がなくなります。よく歯周病の検査の結果をお伝えする際に一度なくなってしまった骨というのは返ってきてはくれないのです。とお伝えしている通り一度吸収してしまった骨はよく磨いたからといって元通りになるわけではありません。しかし、その周りの歯ぐきは汚れが取れるとギューっと引き締まって治ろうとしてくれます。歯周病の治療が終わって再検査をした時に、ここの歯ぐきが良くなりましたね等の説明を受けたことがある方もいらっしゃると思います。その場所ではこのような反応が起きています。

 

ただ、この治り方は先ほどもお伝えした通り完全に元通りになったわけではないのです。例えばその後にしっかりとしたケアが行われないとまた再発、悪化することに繋がるのです😨!

 

一度できた病気が治った時にそれを自分の力でこの先も一生涯守っていけるよという自信のある方は少ないと思います。歯科医院の定期メインテナンスではそのような不安を少しでも取り除けたらと思います。実際に歯ぐきの状態を調べたり、磨きの具合を調べたりしてその時々に合わせたアドバイスをさせていただきお口のなかの環境をこれから先も一緒に守っていきたいです!

 

今回の勉強会ではそのような思いをより強く感じることができました。学んだことをこれからも来院してくださる皆さんに還元できたらと思っています。

 

最後にはなりますが、福井先生今回も勉強会にお越しいただき、ありがとうございました🙇🏻!