新年の挨拶🐲🎍歯周病とタバコ

みなさんこんにちは!勝沼歯科医院の三浦です。

🎍新年あけましておめでとうございます🎍
ご来院いただいている皆様、昨年はありがとうございました🙇🏻‍♀️

皆様の健康を、お口を通してサポートさせて頂けるように、笑顔になって頂けるように努力していきたいと思っていますので、今年もよろしくお願い致します!

年末年始は楽しく過ごせましたでしょうか?私は地元の友人や家族とのんびりとしたお正月を過ごす事ができ身も心もスッキリとリフレッシュすることができました!年越しそばとおせちとたくさん食べて幸せでした😋

さて話は変わりますが、今日は喫煙と口腔についてお話させてください!

タバコの煙は歯の健康に悪影響を及ぼします。

①歯、歯茎の着色
タバコの煙を吸い込むと、タールが歯に付着します。 歯の表面にタールがくっつくと、歯の色が徐々に黄色く変わっていきます。

歯茎は一酸化炭素によって、酸欠状態になり、ニコチンによって毛細血管が収縮します。すると血流が悪くなり、歯茎が黒ずんで見えるようになります。またビタミンCが奪われて、メラニン色素が増加するためです。

②歯周病
喫煙は歯周病のリスクを高める要因の一つです。
タバコに含まれる化学物質は、歯茎の組織への血流を制限して、抵抗力を弱めることがあります。また、タバコは唾液の量を減少させ、口腔内の自浄作用を低下させます。

さらに、喫煙は口内環境を変化させ、歯周組織の破壊を促進することも知られています。タバコの煙が口腔内に残り、細菌の増殖を助長することで、歯垢や歯石の形成が進みます。これにより、歯周ポケットの深さが増え、炎症や歯肉の腫れが起こる可能性が高まります。

さらに、喫煙は免疫系を弱めるため、歯周病の進行を抑制するための免疫応答が劣ってしまいます。また、喫煙によって歯肉の血管が収縮し、十分な酸素や栄養素が届かなくなるため、歯周組織の修復力も低下します。

そのため、喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病にかかりやすく、病気が進行してしまう可能性も高いです。歯周病は重篤な口腔健康の問題であり、歯肉の腫れや出血だけでなく、歯がグラついたり、脱落する危険もあるため、喫煙による歯周病のリスクは避けるべきです。

ですが、今からでも禁煙することは遅くありません。禁煙すると歯ぐきの状態が回復し、免疫や細胞のはたらきが高まるため、歯周病のリスクが低下し治療効果が上がることが明らかになっています。ある程度進行した歯周病であっても禁煙は有効であるといわれています。

しかもそれだけではありません!味覚が正常になり、食事もよりいっそう楽しくなります。
お口だけでなく、全身の病気のリスクが減少します。

周りにいる大事な人を守るためのも、禁煙・減煙を考えてみてはいかがでしょうか。

少しでも患者様の力添えが出来るようにサポートさせていただきます!☺️🦷