予防の大切さ

みなさんこんにちは、

勝沼歯科医院の五十嵐です。

だんだんと気温も暖かくなってきて、

身体が動かしやすくなってきましたね🎵

新年度も始まり、

新しい生活が始まった人もいるかと思います。

慣れない環境でお疲れではないでしょうか?

疲れが溜まっている時期だと思うので、

体調に気をつけていきましょうね!

疲れが溜まると免疫力が低下し、病気に罹りやすくなってしまうイメージはあると思います。

お口の中も同じで、いつもなら身体が頑張って防いでいたものがうまく防げなくなり

痛みが出てしまったり、違和感が大きくなったりすることがあります。

お口の中は、なぜか全身と切り離して考えられてしまうことが多く後回しにされてしまいがちです。

もちろん、優先順位はあると思いますが

お口の中のケアをしっかり行うことにより

全身の健康に良い影響を与えることができます。

「お口は命の入り口」と

院長の隆之先生がおっしゃっていて、

正直最初はピンときていませんでした。笑

食べ物を口から入れるから確かに入り口ではあるなくらいの認識でした。

医院にあった本を読んでみると、こんなことが書かれてありました。

私たちの体はどこから来たのでしょう?

〝 両親から授かった″ というのは生まれたときの体です。

現在の身長・体重から生まれたときのそれを引いた差は何でしょう?

それは、〝 食物″ であるといえます。

食物を口に含み、歯で消化・吸収しやすいように

噛んで細かくそれを飲み込み、胃や腸に送る。

それが吸収され、血となり肉となるので私たちの体は食物そのものなのです。

その入り口である〝口″が私たちにとって重要なのです。

(参考文献 口を閉じれば病気にならない

著今井一彰、岡崎好秀)

当院にいらした患者さんが

「歯が何本か抜けちゃって、痛くもないしそのままにしておいたんだ。

そしたら噛み合わせが悪くなってきてね、

内臓に負担がかかった感じがするようになった。

噛むって大切なんだね。

またしっかり噛めるようになりたくて、

ここに来たんだ。」

とおっしゃっていたのを思い出しました。

何を食べるかと同じくらい、どう食べるかも

とても大切なんだと気付かされました。

命の入り口であるお口の健康を守るために、

1番大切なことは予防です。

どんな人も最初から病気があるわけではなく、

健康な状態からスタートします。

何かしらの病気の原因があり、徐々に進行してしまうのです。

私たち歯科医師、歯科衛生士たちが出来るのは

みなさんに今の状態を伝えること、

病気の起こる原因とその予防方法を伝えること、今ある歯を守るためのサポートをすること  です。

そのためには、

まず歯科医院に来てもらいたいです。

そして、定期的に来院していただきたいです。

歯医者に通ってもらえたら全ての歯を守れます!

とは正直言えません。

人の身体は放っておけば悪くなるのが普通です。

定期検診に来ていただけたら、そのスピードを緩やかにすることが出来るかもしれません。

もしかしたら、抜かなくてはいけなかった歯を

残しておくことが出来るかもしれません。

なってしまった病気に対しては進行を抑制すること、適切な治療をすることが大切です。

その治療を最小限にとどめるために来ていただきたいのです。

どんな良い材料の詰め物や入れ歯などでも、

生まれ持った自分の歯に勝るものはありません。

当院では予防に力を入れています。

むし歯、歯周病、歯並びの乱れなど…

どうしてその状態になってしまったのか。

お口の中の現状、リスク部位、予防方法を知って

一本でも多く、今ある歯を守っていきましょう☺️