NEW 健康寿命と噛み合わせ

みなさんこんにちは。

勝沼歯科医院の勝沼智彰です。

さて。今回も健康寿命に関する事を書かせていただきたいと思います!

なぜ、歯を残す事や失った歯を補う治療が健康寿命を延ばすことにつながるのか?

それは、噛み合わせが健康な状態を維持出来るからです!

では良い噛み合わせと悪い噛み合わせの定義とは何でしょうか?

それは、機能が正常に働いている噛み合わせが良い噛み合わせ

逆に、機能が正常に働かない噛み合わせを悪い噛み合わせ

と言えます

歯の機能には大きく分けて

1.咀嚼

2.発語

3.嚥下

があります。

簡単に言えば、何でも食べられて会話が問題なく出来る状態であれば歯の機能が正常に働いている状態と言えます。

ここで大切なのは決して歯並びなどの見た目だけでは判断出来ないという事です。

たしかに、教科書的に理想とされる噛み合わせの状態というのはあります。

上下の歯がここと、ここでかみ合わさって

前後左右に動かすときにどこの歯がガイドになって

等々

これはこれで、治療を行う際に1つの基準となる考えではありますが

この、見た目で判断出来る要件に当てはまらないからと言って

その人の噛み合わせが異常だと決め付けてはいけないという事です。

あくまでも、機能が正常に働いているかどうかが大切になります。

機能が正常に働いているかどうかを確認するためには機能検査と呼ばれる検査が必要になります。

機能を失ってしまう原因は様々ですが

中でも最も代表的なものは「歯を失うこと」です

歯を失う事によりまずその歯が持つ機能が失われます(歯には一本一本異なる働きがあります)

そして噛む力も低下していきます

失った所を放置すれば、周りの歯の位置が変わり虫歯や歯周病のリスクが高くなったり、噛み合わせが変化したりします

噛み合わせが変化するとモノが噛み辛くなるので反対側ばかりを使うようになれば今度はそちらの歯にもトラブルが起こりやすくなります。

そこから顎の関節や筋肉にも影響が出てくるリスクも高くなります

ちょっとこわい話になってしまいましたが

歯を失ってすぐにこのような状態になるわけではありません

ジワジワと時間をかけて、変化していきます

そのため、最初はちょっと気になってたけど今はもう慣れちゃったしそんなに困らないからいっか!

となってしまいがちですが…

これが10年後20年後に響いてくるのです

長い期間をかけて崩れた環境を改善させるためには、それだけ長い治療期間がかかってきます。

ですので、出来る限り早い段階で対処されることを強くおすすめします!

もちろん、歯を失わないように虫歯や歯周病の予防や早期発見、早期治療が大切なのは言うまでもありません。

健全な噛み合わせを保って、是非健康な生活を維持していきましょう!