2018年も終わりですね!

みなさん、こんにちは。勝沼歯科医院の堂前です。
もうあと数日で2018年が終わろうとしていますが何かやり残したことはないでしょうか?
一年は本当にあっという間ですね!

 

さて、今日は先日参加してきましたインプラントコロキウムより私からはインプラント術後のケアについてお話しさせていただきます。

 

インプラントは欠損部を補う技術としては最も先端的なものになります。天然歯とおなじ位の噛み心地を実現し、欠損により生じる歯列のゆがみを防ぎさらに審美的もすぐれています。

 

これらの機能を維持するためにご自身の的確な管理と、歯科医院での定期的なメインテナンスが必要になります。

 

インプラントの周りに汚れがたまったままですと、インプラント周囲炎と呼ばれる天然歯でいう歯周炎に感染します。それにより最終的には埋め込んだ骨自体が破壊され抜け落ちてしまうことがあります。

 

こういったことにならないように日々のお手入れはかかせません。具体的には、汚れをいかに清掃するかです。ブラッシングで残りがちな歯と歯の間の清掃には歯間ブラシや、デンタルフロスなどを併用します。
その際に出血があるかどうか、インプラントの周りの歯茎の状態も確認してみましょう。

 

歯と歯の間の清掃で使われるデンタルフロスは糸状で、隙間の歯垢を除去しやすい形状となっています。デンタルフロスを用いることで歯垢除去率が20%近くも高まる、という調査結果もあります。

次に歯間ブラシですが、歯間ブラシは場所によって間隔がことなりますので、隙間にあった歯間ブラシを使い分けることが大切です。

 

歯間ブラシは手前側と奥側の歯ににしっかりと沿わせるようにし、優しく歯茎近いところに合わせて小刻みに10往復はしましょう。歯間ブラシの毛束が少なくなってきたり、つぶれているものはワイヤーでインプラントを傷つけてしまうことがあるため早めに交換しましょう。

 

それに加えて、デンタルリンスなど洗口剤を併用し口内をゆすぐことにより、歯垢の発生を大幅に防ぐことができます。また口内全体を清潔に保ち、口臭予防をすることもできます。

 

さらに歯科医院でのプロフェッショナルケアも必要になりますので、定期検診を欠かさずに受けてください。
一緒にインプラントを長持ちさせるようにケアをしていきましょう!

それではみなさんよい年末をお過ごしください!