お盆やすみです

みなさん、こんにちは。勝沼歯科医院の堂前です。
夏になってアイスなどの冷たいものを食べる機会が増えてくると思いますが、その時にキーンと歯がしみることはありませんか?
今日はそのお話をしたいと思います^_^

まず歯に痛みがあると虫歯かと疑う方も多いと思います。

虫歯になっていなくても似たような痛みが生じる知覚過敏があります。
この2つの違いは、例えば痛みの感じ方として知覚過敏は一時的、むし歯は慢性的・持続的であることが多いです。
また歯を軽く叩いた場合の違いとしては、知覚過敏は歯を叩いても痛くない。むし歯は歯を叩くと響くような痛さを感じる。

そして知覚過敏は前歯と奥歯の中間にある小臼歯と言われるあたりがかかりやすいと言われていますが、むし歯には特定の部位はありません。

そもそも知覚過敏がおこるメカニズムですが、歯の最表層にあるエナメル質は削っても痛みを感じることはありませんが象牙質はその内層にあり、また根部ではエナメル質がなく全層が象牙質でできています。
象牙質は器具でこすったり、冷たいものや熱いもの等に触れると、その刺激は内部の神経に伝達されて、歯は痛みを感じます。
つまり象牙質は痛みを感じる部分です。本来であれば象牙質はエナメル質に覆われているので、こうした痛みを感じることはありませんが、極端に冷たいものなどではエナメル質の上からでも温度が内部の象牙質に伝わって、歯が痛みを感じるのです。
まずはご自身で磨く強さが強すぎてエナメル質がすり減っていないか、研磨剤の多く含まれている歯磨き粉を大量に使っていないか、磨き方も意識してみてください!
あとは知覚過敏を抑えるような効果のあるシュミテクトを使用してみるのもオススメです^_^
さて、明日から医院はお盆のお休みです。診療は16日金曜日からになりますのでよろしくお願い致します!